動画

地図の中心や縮尺を連続して動かしたとき、同じ地球の見え方がどう変化するかを記録したデモンストレーション動画の一覧(無音・日本語 / 英語字幕つき。初期の映像のみ日本語字幕を焼き込み)。 YouTube の mapshift-dev チャンネルでも公開している。

1メルカトル図法 — グリニッジからマドリードへ、北極付近を経由して東京へ

52 秒。衛星画像(NASA Blue Marble)を基図に、マドリードから 2,000 km ごとの等距離円と 4 路線の大圏航路と等角航路を重ね、地図の中心だけを動かした映像。 衛星画像: NASA Blue Marble / 空港の位置: Natural Earth / 字幕は YouTube の字幕ボタンで表示

2正距方位図法 — マドリードから東京へ

40 秒。マドリードからの等距離円と 4 路線のみを描画。海岸線: GSHHG
40 秒。左と同じ中心の動きに、航空機(ADS-B)・船舶(AIS)・地上局(APRS)の 2026 年 10 月 16 日のある時点の位置を重ねたもの。OpenSky Network / aisstream.io / APRS-IS / 海岸線: GSHHG

3斜軸メルカトルと横メルカトル — マドリードから北緯 75° を経て東京へ

77 秒。左:斜軸メルカトル図法 / 右:横メルカトル図法。地図の中心をマドリードから同じ子午線に沿って北緯 75° まで北上させ、そこから東京へ移す。マドリードからの等距離円と 4 路線を重ねている。 斜軸は中心を通る大円を基準線に、横軸は中心を通る子午線を中央経線に取るので、同じ中心の動きでも経緯線の曲がり方が違う。 右の図で水平の直線になるのは、赤道と、マドリードから 10,000 km の等距離円である。解説は字幕(日本語 / English)を参照。 NASA Blue Marble / 空港の位置: Natural Earth

4気流と海流

52 秒。高度約 10 km(250 hPa)の気流をメルカトル図法に重ね、中心をグリニッジ → マドリード → 東京へと動かす(ERA5・2026 年 10 月 12 日 00 UTC)。ERA5(Copernicus Climate Change Service / ECMWF)/ 海岸線: GSHHG
40 秒。海面流速を正距方位図法に重ね、中心をマドリードから東京へ動かす(OSCAR・2026 年 7 月 5 日)。NASA/JPL OSCAR / 海岸線: GSHHG
動画はすべて同じ経路で作っている。ベースマップを正距円筒図法の 1 枚の中間画像に焼き込み、中心を動かすたびに対応表(LUT)で逆引きし、 等距離円・航路・観測点・矢印はその上に同じ球面回転を適用して重ねている。詳細は仕組みのページを参照。

54 つの図法で同時に見る

60 秒。左上:メルカトル図法 / 右上:モルワイデ図法 / 左下:ヴィンケル第 3 図法 / 右下:イコールアース図法。 地図の中心はまず赤道に沿って東へ 1 周し、次に北緯 30° と南緯 30° の間を上下に往復しながらもう 1 周する。 NASA Blue Marble

64 つの中断図法で地球を回す

77 秒。左上:グード図法 / 右上:ダイマクション図法 / 左下:ウォーターマン図法 / 右下:ピアース図法。 4 図法を既定の配置から出発させ、同じ回転(経度 1 周 → 北へ 30° → 南へ 30° → 既定へ戻る)を与える。切れ目は動かず、地球だけが動く。 ふだん海に隠れている切れ目を大陸が横切る様子から、各図法の既定の配置がなぜそう決められているかが見える。解説は字幕(日本語 / English)を参照。 NASA Blue Marble / 海岸線: GSHHG

7マドリード — 世界地図から空港まで、層を入れ替えながら拡大する

88 秒。太平洋中心のメルカトル図法から開始し、マドリードからの等距離円と 4 本の航空路を重ねている。そこから地図の中心をマドリードへ移動させ、さらにマドリード・バラハス空港まで約 11,000 倍に連続ズームする。 拡大率に応じて、海底地形(EMODnet)→ 100 年確率洪水浸水域 T100(スペイン IDEE / MITECO・nearest 補間で混色なし)→ 道路網(OSM)→ 航空写真(PNOA)へと高精細レイヤーが順番に切り替わり、最後に逆順で広域へ戻る。 途中のズームレベルで洪水レイヤーが一時的に消えるのは、該当レベルのタイルを取得しない設計としているためである。解説は字幕(日本語 / English)を参照。 GSHHG / EMODnet / IDEE / MITECO / © OpenStreetMap contributors / PNOA 2023 CC-BY 4.0 scne.es

8東京 — 地理院タイルの層が拡大率で切り替わる

77 秒。マドリード版の東京版。太平洋中心の世界図から中心を東京へ移し、皇居周辺まで約 11,000 倍に連続ズームする。 拡大率に応じて、標準地図 → 陰影起伏図(関東)→ 洪水浸水想定区域・想定最大規模(23 区)→ 標準地図(皇居周辺の街路)と地理院タイルの層が切り替わる。ハザード図は最近傍(nearest)で描き、色を混ぜない。右上は画面中央の 1 px あたりの実寸。解説は字幕(日本語 / English)を参照。 地理院タイル(標準地図・陰影起伏図・洪水浸水想定区域〔想定最大規模〕)/ 海岸線: GSHHG / 本映像は描画の実演であり、防災判断は公式のハザードマップを参照のこと

9準天頂衛星(QZSS)の 24 時間 — 東京中心

77 秒。東京を中心にした正距方位図法に、準天頂衛星 6 機の地上軌跡を基準時刻から 24 時間ぶん伸ばしていく(1 秒 = 24 分)。 準天頂軌道の 3 機は日本から豪州にかけて同じ 8 の字を約 8 時間ずつずらしてなぞり、静止軌道の 2 機は赤道上の定点、QZS-7 は短い線になる。24 時間で各機は出発点に戻り、8 の字が閉じる。解説は字幕(日本語 / English)を参照。 軌道要素: CelesTrak(2026-10-22 04:48 UTC 時点)/ 衛星画像: NASA Blue Marble

10欧州の円錐図法 3 つ+ LAEA — 標準緯線を動かし、重ねて比べ、マドリードへ寄る

117 秒。ランベルト正角円錐・アルベルス正積円錐・正距円錐と、ランベルト正積方位図法の 4 面。前半は倍率 1 の扇の形から始め、標準緯線を 35°/65° → 40°/44° へ動かし、錨をマドリードに移してイベリア全体(1 px = 1.05 km)まで寄る。 中盤は 4 図法の海岸線を同じ中心・同じ縮尺で色違いに重ね、差が中心からの距離で開くこと(ローマで 56 km・テヘランで 163 km)と、スペインの幅では 1 本に重なることを示す。 後半は EU 公式の LCC 1 面でマドリードへ寄り、衛星画像 → 航空写真(PNOA)→ OpenStreetMap の道路 → 洪水浸水想定 T100 と層を切り替える。解説は字幕(日本語 / English)を参照。 本映像は描画の実演であり、防災判断は公式のハザードマップを参照のこと。 衛星画像: NASA Blue Marble / 航空写真: PNOA(IGN España)/ 洪水浸水想定 T100: IDEE / MITECO / 道路: OpenStreetMap contributors / 海岸線: GSHHG

11初期の映像

50 秒。エンジンが動き始めたころの映像。前半は地図の中心をグリーンランドから日本へ移し、後半は同じ地球を 4 つの図法で描き分ける。 海岸線は Natural Earth、字幕は映像に焼き込んである(日本語のみ)。上の各動画は、この経路を基礎にして基図・重ね物・字幕を作り直したものである。 海岸線: Natural Earth